モフモフ1103’s blog

努力はしてないよ

52thシングル『つなぐ』初OAを聞いて

5月21日、ニノのベイストにて嵐の52枚目のシングル『つなぐ』が初めてOAされました。大野くん主演の「忍びの国」の主題歌です。

おそらく発売される頃には私は忙しさでそれどころではなくなってるはずなので、前シングルの反省もあるし、今のうちに雑感想を書き留めておきたいな、と思います。

 

ちなみに、テレビで予告と共に流れたときの私の最初の感想は「れっちゅうごー(let you go)のひらがながめっちゃ気になる」っていうことくらいでした(汗)。『日本人が英語を英語の発音で歌うと日本語感がすごい』っていうのの典型みたいな。

ま、聞き慣れちゃえばどうってことないです!

「忍びの国」公式ホームページによると、この曲は映画のエンドロールで流れるようです。忍びの国自体はエンタメ色が思ったより強そうなので、英語が歌詞に交じるのはそんなに違和感なそうだなとも感じました。まだ映画見てないんで何とも言えないですけど。

 

というわけでベイストで流れた2番以外の部分の感想を。

 

まずはメロディから。

全体的に重めのサウンドで、基本重厚感ある印象を受けます。楽器音痴なんで詳しいことは分からないんですが、そこに三味線やら和太鼓やら(和太鼓って入ってるのか?)和楽器が混じることで和風な雰囲気になってます。間奏部分で入るブラスのメロもカッコよくて、ちょこっとジャズっぽさもあるかなあって思いました。(あんまり音楽用語に詳しくない…)

 

続いて歌詞。

歌詞で和を感じる部分は今出てる範囲では『浮世』という単語くらいで、映画の時代背景よりは内容に合わせている感じがします。前述の『never let you go』(決してあなたを放さない)、『don't wanna let you go』(あなたを放したくない)に始まり、きっと主人公の無門と妻のお国の関係を歌ってるんだろうな、と思いますが、その辺は映画のネタバレしそうなので今はあまり語らず探らずで。

出だしの翔&潤の掛け声のように入る英語の掛け声的なのも面白いです。(戦国時代から一気に現代へ引き戻してくれそう)って映画で流れるという視点がどうしても入ってしまうんですがそれは置いといて、一般受けするかしないかギリギリラインの試みをCDにぶち込んでくる、嵐の攻めてるところが私の大好物です。こういうのをシングルで持ってくるのが新鮮かつ嬉しいです。

 

あとは歌。

出だしから大野くん→ニノ→相葉ちゃんのソロリレーで始まり、サビ一歩手前で翔&潤のユニゾンが入ります。

このAメロBメロで若干声を潰したように力んで歌ってる部分があって、力強さが出ててかっこいいです。あと何より翔潤のユニゾンが久々で(記憶から抜けてるだけかも)、まず潤くんが下ハモ以外でユニゾンに出てきたのがいつぶり?って感じなんですが、この2人だと声質がだいぶ違う分音に厚みが出て面白いです。(潤くんが主旋律パートもらえてると親戚のおばちゃんみたく「ああよかったねぇ・・・(しみじみ)」ってなります)

 

サビ部分ですが、前半は5人で歌っていると思います(耳悪くて大野くんの声しか聞こえない…)。後半は『偽りだらけの~』から末ズ、『どこにあるかわからないけど~』から智・翔・雅紀の3人が担当してます、多分。ぶっちゃけ末ズのユニゾンもニノの声しか聞こえなくてごめんなさいなんですが、2人とも鋭さのある声なので後半のパートとの対比で映えるなあって感じます。

あとは『消えないでLove...』の『Love…』のところが大好きです!ほんとに!あのあやしい雰囲気というか、力強さを押し出してきた歌い方からのギャップが!最高に!かっこいいです!!!

 

それと個人的に、こういう重たいパーカッションが生きる曲での翔くんの低音が非常に大好きでして、Rolling daysとかもろドンピシャなんですが、今回でいうとCメロ『one day one time』のところがそれですね。私に歌割りを特定する能力は限りなく低いんでアレですが、このCメロの低音パート全体の中核を担ってるのは翔さんだと思われます。それくらい翔さんの低音は安定感があって、ものすごく私の中で曲にしっくりきます。大好き!

 

大サビの大野さんのフェイク部分は、言うことなしで上手いなあって思います。もう大野さんが上手いのは自分には当たり前になってきてて何のコメントもないです。(が、最近声が繊細になった(という表現が正しいのか分からないけど)ような気がしていて、ちょっと曲的には浮いてるかな?っていうのも感じました。)

 

以上!

 

全体的に見て、映画のテーマとして云々は何も言えませんが、それを意識しなければものすごくカッコイイです。テイストとしては2年前のアルバム「Japonism」収録の心の空に近いものがあるんですが、シングルということもあってか一般受けしやすく聞きやすい感じになっています。普段は王道アイドルJ-POPって曲を歌うことが多い嵐だけど、こういうロック調の曲でも違和感ないのが嬉しいなあって思います!

 

 CDの発売は6月28日、あと1か月!長い!楽しみです!!